福祉サービス第三者評価機構

福祉サービス第三者評価

第三者の目で

福祉社会を見る。

大きな木を育てるように 福祉社会も大きくたくましく
事業所を第三者の目線で評価する意義を説明します。
受審申込みはこちらから。お申込書のダウンロードも可能です。

事業所の方へ

第三者評価の受審から公表までの流れをご案内しています。
ページ内リンク  ‣第三者評価の役割 ‣公表データ ‣有益 ‣評価対象事業 ‣評価とは

福祉サービス第三者評価とは

2024年11月に、宮城県の「福祉サービス第三者評価機関」として当機構が認証されました。

認定された機構により、評価調査者養成研修を修了した評価調査者が第三者の立場で事業所・施設、また利用者のアンケート調査を行い、その結果を幅広く公表することにより、サービスの質の向上に向けた取り組みを促します。

利用者が満足できる福祉社会の実現を目指す取り組みとして、全国的に各県において福祉サービス第三者評価機関が発足されました。

評価受審を受けることにより、多くの利用者の方に安心して事業所・施設をご利用いただけるようぜひ、第三者評価を受審されてはいかがでしょうか。

お知らせ

福祉サービス評価機構からのお知らせ

福祉サービス第三者評価の役割

第三者評価は、利用者・提供者・地域社会の信頼関係を強化し、持続可能で質の高い福祉サービスの実現を目指す重要な仕組みです。
福祉サービス第三者評価の役割 その1

福祉サービスの質向上

外部の第三者が評価を行うことで、サービス提供者自身では気づきにくい課題や改善点を明らかにします。
評価結果を活用して、サービス提供者が自発的な改善を進められるよう支援します。

利用者の視点の反映

評価調査は施設内の事業者だけでなく、利用者の意見や満足度まで調査します。それをサービス改善の材料として活用していくことが可能です。調査をもとに利用者のニーズに合ったサービス提供を促進することができます。

福祉サービス第三者評価の役割 その3

福祉サービスの透明性

昨今、事業の透明性が明確ではない事が大き問題となることがあります。評価結果を公開することで、サービス内容や質についての情報を地域社会や利用者に提供可能です。利用者がサービスを選択する際の参考情報としても機能していきます。

福祉サービス第三者評価の役割 その4

信頼性向上

第三者評価を受けることで、サービスの適切性や質の高さを外部に示しすことが可能です。当機関でも評価受審をされた事業所の公開を行っております。公開することにより、より多くの利用者様や行政、地域社会からの信頼を高めます。

福祉サービス第三者評価の役割 その5

福祉サービスの推進

評価結果は行政や福祉事業はと共有することで広く目に留まり、地域全体の福祉サービスの質向上を促進します。当機関では、サービス事業提供者間の連携や情報交換を活性化しながら地域の福祉社会の推進を行っています。

政策立案の支援

評価結果をもとに、福祉サービスの課題や傾向を把握することができます。行政からもこの結果をもとに、適切な施策や支援を行うためのデータとしても活用されます。行政からのアドバイスも役立てられます。

福祉サービス第三者評価の関係図

福祉サービス第三者評価の内容と結果

表は「自己評価」「訪問診断」「事業所のコメント」「利用者アンケート」など、数多くの調査から評価を出していきます。評価された情報は、内部にとどまらず利用者の目にもわかる様当機関、事業所・施設、県のホームページなど幅広く公開いたします。

公開された評価は利用者様の目に入り、安心で利用者様に適したした事業所や施設をいつでも探すことが可能になります。

福祉サービス第三者評価の公表データ

宮城県福祉サービス第三者評価や全国の社会福祉法人情報サイトWAMNETに結果公表される内容は下記のPDFの事項になります。公開の有無は、事業所・施設に公開の確認を行ってから公表します。

福祉サービス第三者評価を公表するサイト

福祉サービス第三者評価を受審することで得られる有益なポイント

福祉事業者が第三者評価を受審することで、自組織の課題を把握し、質の高いサービス提供や運営改善を実現するための重要なステップとなり、運営に有益なポイントが数多くあります。

1. 客観的な視点からの評価

専門機関が評価を行うため、事業者自身では気づきにくい課題や改善点を発見できます。主観に偏らない公平な評価が得られ、事業運営の見直しに役立ちます。

2. スキルアップで質向上

評価結果を基に具体的な改善点が明確になり、計画的にサービスの質を向上させ、職員のスキルアップに繋がります。その結果、利用者満足度や信頼度の向上を得ることができます。

3. 利用者の信頼性向上

第三者評価を受けた事業者は「質の高いサービスを提供している」という証明になり信頼性が高まります。また、評価結果を公開することで、利用者が安心してサービスを選択できます。

4. コンプライアンスの強化

法令やガイドラインへの適合性を確認し、不備やリスクを事前に把握することで、トラブルを未然に防ぐことができます。定期的な評価を通じて、運営の適正性が維持されます。

5. 組織運営の透明性向上

第三者評価は、組織の透明性や説明責任を果たし、それを表面化するという重要な手段となります。 地域住民や関係機関への信頼性が高まり、連携や支援を得やすくなります。

6. 行政との関係強化

行政が評価結果を参考にする場合があり、信頼される事業者としての位置づけが強化されます。補助金や助成金の申請時に評価結果が有利に働くこともあります。

福祉サービス第三者評価の基準と評価対象の事業

当機関は、宮城県が策定した「宮城県福祉サービス第三者評価基準」に準じて評価を行います。

当機構で評価受審できる事業分野は下記になります。

対象評価分野と事業所

評価受審を受けたい方は、当機構で扱っている分野を下記にてご確認ください。

※評価結果票は当機構が調査する評価対象内容です。下記、各事業所のサンプルをいくつかご覧いただけます。

※各項目を「A、B、C」の評価結果として記載していき、宮城県に報告します。

分野 対象事業所
子ども分野 保育所、幼保連携型認定こども園、地域型保育事業

幼保連携型認定こども園:評価結果票
障害者分野  障害者・児童施設
高齢者分野 特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、高齢者通所介護事業

高齢者福祉/訪問介護:評価結果票
救護施設分野 救護施設

救護施設:評価結果票

「評価」は事業所のランク付けではない

第三者評価の各評価項目は、とてもレベルの高い基準(水準)となっています。あくまで事業所が質の向上を図るための目標でありますので、事業所間の「順位」や「ランク」ではないことをご留意ください。

2025年現在、第三者評価は義務付けられた制度ではありません。事業所が任意で受ける評価です。

第三者評価を受けている事業所は、率先して課題を明確にし、サービスの質の向上を図りたいと考えている事業所であることを示します。また、継続的に第三者評価を受審することで、事業所・施設の質の向上や、利用者の安心や信頼を維持できることにも繋がります。

事業所によって「特色」がありますので、この点を「アドバイスレポート」や「総合評価」などにまとめることにより、利用者の施設選びの参考に充分役立てられます。

誰のための事業所・施設であるのか

誰のために喜んでいただけるのか

福祉事業に携わる者であればその答えは必然としています。

ご家族にとって事業補・施設が自分の家のように感じて頂けますように。

ご利用する事業所・施設が

私たちの福祉サービス第三者評価機関のサポートで

多くの方の笑顔が見られる空間でありますように。

Top